都の気候の特長

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 日本の冬季は、広大なアジア大陸に蓄積された乾燥寒冷空気が、北西の季節風によって運ばれてくるので、その影響下にあり、夏季は北太平洋の温暖多湿の南寄りの季節風圏内にはいる。したがって東京都の気候は、冬の気温は低く、夏の気温は高くて、寒冷の差が比較的大きい。

気候帯の分類
緯度圏による分類 気温による分類
ズーパン(Supan)によるもの ケッペン (Koppen)によるもの
熱帯 南北両回帰線間の地域 年平均気温
20°C以上の地域
月平均気温が12か月とも20℃以上 熱帯
4~11か月は月平均気温20℃以上 亜熱帯
北半球の39.7%
南半球の39.7%
北半球の50.6%
南半球の45.2%
1~8か月は月平均気温20℃以下
温帯 回帰線と極圏にはさまれた地域 熱帯の境界と最暖月気温10℃の線で囲まれる地域 4~12か月は温和で、月平均気温は10℃以上20℃以下 温帯
北半球の52.0%
南半球の52.0%
北半球の42.1%
南半球の28.9%
1~4か月は温和。その他の月は寒冷で月平均は10℃以下 寒帯
寒帯 極圏より高緯度の地域 温帯の外側の限界と極の間の地域 各月とも寒冷で、月平均気温は10℃以下 極帯
北半球 8.3%
南半球 8.3%
北半球 7.3%
南半球 25.9%

Wiadimir Reter Köppen(1846~1940)

 これについて、都とほとんど同緯度にあるヨーロッパのポルトガルの首都リスボンや、北アメリカ州のロスアンゼルスの気温と比較して見ると、東京の冬季は両市よりも七度から九度低く、夏は逆に両市より四度も高い統計が出ている。さらに世界の有名都市と気温の比較をすれば、東京の冬の気温は、東京よりはるか高緯度にあるロンドンの冬の気温にほぼ等しく、夏はかなり低緯度にあたるワシントンとほぼ同じであるという。