荒川沿岸の南堀之内(現在新田三丁目))および北区の豊島五丁目に続く小台大門町からも弥生式後期の土器および土師器、須恵器が出土している。この遺跡は北区の俗に「天狗の鼻」とよばれる豊島の弥生式遺跡に接続している。
一般的に弥生時代の住居は、水田耕作の発達にともない、湿地とか、川の流域とか、丘のはしなどが選ばれているが、足立区内の弥生式遺跡もこの例にもれず、花畑・伊興は毛長堀、小台・豊島は隅田川沿岸というように、いずれも河川の流域に沿って存在している。これは、どの遺跡も水域と重大な関係をもつことを如実に物語るものである。