板碑の形態

229 ~ 230

 上部は二等辺三角状をなし、その底辺には二本の線あるいは溝がきざみこまれ、下部はけずって土中にさしこむことができるようになっている。表は滑らかに仕上げられているが、裏面は荒削りのままである。表には梵字や仏像を刻むこともある。その下に蓮華座が配され、下部には造立の年月、趣旨、法名、姓名などが刻みこまれているのが普通である。中には「南無阿弥陀仏」の六字名号や「南無妙法蓮華経」の七字題目を刻んで、梵字の種字に換えた場合もある。