伊興地区

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 57 氷川神社 伊興町谷下三一〇にあり、祭神は須佐之男命、大己貴命(おうなむちのみこと)、奇稲田姫命(くしいなだひめのみこと)の三柱。社殿造営の年代は明らかでないが、元文二年(一七三七)再建と記した棟札がある。当社は一名淵之宮といって、明治維新以前は、伊興、保木間、竹塚三村の鎮守であったが、明治五年から伊興だけの氏神となった。淵之宮の由来は、むかし社殿の北方は一帯の沼地であり、船で往来したので淵という字をあてたという。当社の西方に船山という地名があり、当時船をつないだところと伝えられる。現在の社殿は明治十二年十一月の造営で、境内には杉の老樹が茂り、前方後円古墳の跡であるといわれる。東隣の畑地から倣製鏡(ほうせいきょう)等祭祀関係の遺物が発掘された。境内には末社として浅間神社、稲荷神社がある。祭日は九月二十九日。なお当社に享保十二年(一七二七)の幡立台(はたたてだい)が保存されている。


 58 若宮八幡 伊興町本町三〇三〇にあり、祭神は誉田別命。祭日は九月十五日。嘉永七年(一八五四)八月の漱盥石がある。

 59 稲荷神社 伊興町本町三二〇五にあり、祭神は宇迦之御魂命。祭日は二月二の午の日。

 60 北野神社 伊興町本町三〇一二にあり、祭神は菅原道真公。祭日は二月二十五日。

 61 熱田神社 伊興町五庵五二六にあり、氷川神社の境外末社で、祭神は日本武尊である。

 62 白幡神社 伊興町白幡九九七にあり、祭神は誉田別命。

 63 胡録神社 伊興町本町三〇三〇にあり、祭神は淤母陀琉命(おもだるのみこと)。もと第六天社と称した。もと大境にあったのをここに移した。

 64 諏訪神社 伊興町諏訪木二二八一にあり、氷川神社の境外末社で、祭神は健御名方命。祭日は八月二十七日。当社に天保十四年(一八四三)の漱盥石がある。