江北地区

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 73 天祖神社 小台二丁目九の一にあり、祭神は天照大御神。小台町の鎮守である。祭日は九月十五日。

 74 氷川神社 宮城一丁目三八の六にあり、祭神は須佐之男命。祭日は九月十五日。境内に嘉永二年(一八四九)の高麗狗があり、末社に富士浅間社がある。当社はもと荒川の岸にあって、足立姫を祭ったという。足立の荘司宮城宰相の館址は当社の前方にあったと伝えられる。

 75 胡録神社 高野町二二五にあり、祭神は淤母陀琉命。祭日は九月十五日。天保十二年(一八四一)の漱盥石がある。

 76 赤城神社 谷在家町四八〇にあり、祭神は磐筒男命(いわつつおのみこと)、赤城姫命の二柱。祭日は九月二十五日。創建は安永年間(一七七二-一七八〇)といい、もと喜平次というものの氏神であったのを、村有にしたと伝えられる。当社に嘉永五年(一八五二)三月の漱盥石がある。

 77 氷川神社 下沼田町二〇〇にあり、祭神は素盞嗚尊、淤母陀琉命の二柱。祭日は九月十七日、当社は古くから沼田村、宮城村、高野村、小台村等の総鎮守とされていた。境域には樹木繁茂し、鳥居前や堀の対岸には江北桜が多く移植されている。元禄十二年(一六九九)の漱盥石がある。


 78 北野神社 上沼田町一〇〇四にあり、祭神は菅原道真公。祭日は八月二十五日。創建は文久年間(一八六一-一八六三)という。

 79 稲荷神社 上沼田町一六七三にあり、祭神は倉稲魂命。祭日は九月十七日。安政四年(一八五七)奉納の鈴がある。

 80 氷川神社 北堀之内七八九にあり、祭神は須佐之男命。祭日は九月十五日。明和年間(一七六四-一七七一)の創建といい、末社に諏訪社、鳥居稲荷がある。もと両社権現(氷川、山王権現)といった。天明七年(一七八七)十二月の漱盥石がある。

 81 氷川神社 北鹿浜町一六四〇にあり、祭神は須佐之男命。祭日は九月十五日。江北地区七か村(加々、皿沼、新田、鹿浜、谷在家、堀之内、小台大門)の総鎮守として明暦年間(一六五五-一六五七)に創建されたという。もと下氷川または島の氷川様と呼ばれた。天保十三年(一八四二)の漱盥石がある。

 82 氷川神社 北鹿浜町一五六四にあり、祭神は須佐之男命。祭日は九月十五日。創建は明暦(一六五五-一六五七)のころという。社内に貞享二年(一六八五)の掛額と、弘化二年(一八四五) 奉納の絵馬がある。境内に欅(けやき)の大樹があり、うら手に円形の塚がある。ここに南泉寺一世の五輪塔、清円権大僧都覚了和尚(寛永三年の刻がある)の墓がある。もと上氷川または麹屋(こうじや)(小字名)の氷川様と呼ばれた。

 83 北野神社 北鹿浜町二五五八にあり、祭神は菅原道真公。祭日は九月二十五日。創立は文政年間(一八一八-一八二九)という。もと島氷川の境外末社で、当社の氏子の青年に限り、当社ならびに氷川神社の例祭に獅子舞(ししまい)を奉納する習わしがある。なおこの獅子舞に用いる太鼓の胴(どう)に元禄四年(一六九一)八月、丸山三右衛門作と記されている。

 84 天祖神社 北鹿浜町一七八四にあり、祭神は天照大御神。祭日は九月二十五日。創建は宝暦年間(一七五一-一七六三)という。天保十三年(一八四二)の漱盥石がある。

 85 八幡神社(木神様) 北鹿浜町二三九九にあり、祭神は誉田別命。祭日は八月二十五日。境内の欅(けやき)の大木については伝説がある(伝説の項参照)。元応二年(一三二〇)、嘉暦二年(一三二七)等の板碑が出た。

 86 稲荷神社 加賀皿沼町七五〇にあり、祭神は宇迦之御魂命。祭日は九月十七日。もと浅香氏の氏神であったのを、嘉永(一八四八-一八五三)のころ、村内の守護神にしたという。当社の前方にある浅香氏の墓碑には、寛永八年(一六三一)十二月一日の刻があり、また当社には嘉永三年(一八五〇)の白狐(しろきつね)の像がある。

 87 稲荷神社 加賀皿沼町二五四にあり、祭神は倉稲魂命。祭日は九月十五日。当社本殿の彫刻はすぐれており、境内に寛永五年(一六二八)九月二十七日の庚申塔、文化四年(一八〇七)の漱盥石がある。

 88 稲荷神社 新田一丁目一八の二にあり、祭神は倉稲魂命。祭日は九月十七日。創建は元禄十年(一六九七)九月、京都伏見稲荷を勧請したものという。当社はむかし野新田(南鹿浜町、南堀之内町、新田上町、新田下町、沼田川端町)全体の鎮守であった。


 89 八幡神社 北鹿浜町三〇六六にあり、祭神は誉田別命。祭日は八月二十五日。徳川中期の創建というが、現在の堂宇は大正の大震災以後改築されたものである。境内に天保九年(一八三八)の漱盥石、文化五年(一八〇八)八月の石鳥居がある。

 90 日枝神社 北堀之内町三〇五にあり、祭神は大山咋(つみ)命。祭日は九月十五日。