柳原村の系譜を引く町

16 ~ 16

江戸時代の葛飾郡葛西領柳原(かさいりょうやなぎはら)村であり、南葛飾郡南綾瀬村大字柳原に属していた町で、現在の柳原の一、二丁目が該当する。町域の西側、千住旭町等との町界は、かつての古隅田川の蛇行流路であり、かつて足立と葛飾の郡界でもあった。葛飾郡小谷野村の枝郷(えだごう)だったが、ここも荒川放水路の建設に伴って葛飾の本村部分と東西に分離され、昭和に入って足立に編入された。

 このように千住地区の町丁を系譜という視角でとらえると三つの系譜がある。しかし各町丁ともに密接に関わりを持ってきたことは言うまでもない。とりわけ荒川放水路の建設以後は、かつての町村域の地理的な枠組が変質し、あらたなまとまりを持つようになっていった。