幟

188 ~ 188

一七五二(宝暦二)年壬申九月吉と紀年のある祭礼大幟が一対ある。高さ一五m、幅はおよそ一間一八〇cm)と超大なもので、「氷川神社大明神」の名が、儒学者で書家である細井廣澤の子ども、九皐の筆により大書されている。この大幟を立てると昔は浅草からも見ることが出来たと伝えられている。一九一七(大正六)年の写真が残るのみで、その後の長く掲揚されていなかったが、「千四幟会」が結成され、例大祭に先立つ二〇〇〇(平成一二)年九月一〇日、八三年ぶりに掲揚された。その後、平成一五年の祭りに一度建てられ、大祭の年に建てる予定となっている(『足立史談』第四三一号参照)。一八一七(文化一四)年のやや小振りのものは、亀田鵬斎(かめだぼうさい)の筆によるものである。この幟は博物館の山車のそばに立てられている。