正木櫟蔭事績碑(まさきれきいんじせきひ)

189 ~ 189

一七五一(宝暦元)年に、千住宿で開業した寺子屋「群雀堂」の二代目塾主正木大助の生い立ちを記した碑である。碑の大きさは、高さ一八〇cm、幅一〇五cmある。一八五二(嘉永五)年七月、正木健が父であり師であった大助の事績を七三八文字の漢文で記している。碑文によると正木大助は一七六二(宝暦一二)年正月元旦に生まれ、一二歳の時に群雀堂を継いだ。しかし、その経営は非常に厳しかったようである。六六歳で剃髪し自ら雪翁と号した。一八四一(天保一二)年一二月一一日に没し、長円寺に葬られた(碑文全文は『足立風土記資料金石文1 記念碑等』に所収)。一九九〇(平成二)年一月一二日有形文化財(歴史資料)に登録された。


正木櫟蔭事績碑(足立区登録文化財)