旧社殿
旧社殿の向拝(こうはい)は、千鳥破風(ちどりはふ)、その前面が唐(から)破風となり、二重の破風を形成し、頭貫(かしらぬき)や虹梁(こうりょう)の部分には、龍や鳥類の彫刻が目立っている。本殿は方一間(一・八m)余りの木造で、切妻造りの平入り形式をなし、屋根は箱棟こけらぶきで、勾配は美しい曲線を作っている。軒回りは二重棰(たるき)となり、組物も巧緻で処々に彫刻が施され、全体として小柄ながら趣きのある社殿である。一九八四(昭和五九)年一一月一四日有形文化財(建造物)に登録された。
千住本氷川神社
千住本氷川神社旧社殿(足立区登録文化財)