地蔵菩薩(主尊)庚申塔

196 ~ 197

蓮華座の光背型地蔵菩薩庚申塔(こうはいがたじぞうぼさつこうしんとう)である。地蔵菩薩の上部及び両側に、

  (左側)于万治三年 慈眼寺

  (上部)奉納庚申待供養

  (右側)庚子十月十五日 本願下川八郎左衛門

と刻まれている。庚申塔の主尊として地蔵が現れたのは承応(一六五二~五五)のころで、寛文(一六六一~七三)に入ってから普及したため、区内で最も初期のものがこの塔である。

 『足立区文化財調査報告書 庚申塔編』には、もう一基光背型地蔵庚申塔が掲載されており、これは一六六七(寛文七)年九月一八日のものである。


地蔵菩薩(主尊)庚申塔(足立区登録文化財)