関屋天満宮

199 ~ 199

仲町氷川神社にある境内神社の一つである。氷川神社本殿の左側に小さな社殿に、菅原道真を祭神として祀る。『風土記』には次のような由緒が記されている。

 天神社 小名関屋ニアリシ社ヲ移セリ。故ニ鳥居ニ関屋天満宮ト扁ス。神体菅公ノ像ヲ安ス。コレ自作ナリトイヘト。覚束ナシ。


また、「鎌倉幕府を開いた源頼朝が設けた関所の関守大江道知(おおえのみちとも)が祖先の廟を作り、天満天神も祀った。いつのころか天満宮の社だけが残り、後世の人が関屋天神といった。そして、内匠介重忠(たくみのすけしげただ)が神像を鎮守二ツ森の社地に移した」という由緒もある(『旧考録』前編十三 関屋天満宮略縁起)。『江戸名所図会』の「牛田薬師堂関屋里」には、関屋天満宮の移転前の社地が「元天神」として描かれている(別項「千住関屋の里」参照)。


関屋天満宮