橋戸稲荷神社(千住橋戸町二五番)

202 ~ 202

 境内に建てられている「橋戸稲荷神社縁起」碑には次のように刻まれている。

 この社は、延長四年(九二六)に創建された。千住では、歴史の古い神社である。初めは、千住の渡し場のほとりの小高い丘に小さな社が造られ、土地の開拓農民や、荒川の上流から、江戸に荷物を運ぶ船頭達の信仰を集めた。

祭神 倉稲魂命と称し、本殿は延徳二年(一四九〇)、拝殿は、文久二年(一八六二)に建立された。現在の本殿は、土蔵造りで扉を開くと左右に伊豆長八作の雌雄二匹の狐と稲穂の漆喰の彫刻が見られる。

 『神社名鑑』には、往古(古伝に正和年間<一三一二~一七>という)より古祠があり、一四八九(延徳元)年より当所の氏神として尊崇されたとある。倉稲魂命(うかのみたまのみこと)を祭神として祀っている


橋戸稲荷神社