常護寺(千住中居町二-三)

274 ~ 274

 浄土真宗大谷派。本尊は阿弥陀如来である。号は千邑山である。一八五〇(嘉永三)年、千住の宿に真宗寺院の一宇もないことを憂いて、同心同行相寄り相扶けて現在の地に常護庵という堂宇を建立したことに始まる。以後、家康公日光東照宮後神忌法要の折には、江戸城下諸大名の下向の時の御休息所として、次第に崇敬されるようになった。

 一八六五(元治二)年東照宮公二五〇回忌には本願寺法主厳如、現如両法主が御入輿をした、由緒ある寺である。

 一九四五(昭和二〇)年三月の戦火で焼失した。現在は鉄筋コンクリート建てである。


常護寺