御嶽山正法院普門寺と称する真言宗豊山派の寺院である。金武屋敷として知られる長屋門を誇る赤羽家の北西に位置する。『風土記』には「村民金武ト云ルモノヽ家ニテ開基セシナド云ヘド詳ナラス。」と記載されており、豪農として知られた牛込金武家ゆかりの寺院であったことが記されている。
一三〇八~一一年(延慶年間)の開創と伝えられ、来迎寺と同じく一六八一~八四年(天和年間)に再興されたと伝えられる。
現在の寺坊は一九六九(昭和四四)年に整備されたもので、これ以前は藁屋根のお堂であったという(大西常一「普門寺(十一面観音)と金武屋敷」、『足立史談』第五三号)。