本尊は十一面観音で行基作とも運慶作との伝承がある。『風土記』でも「本尊十一面観音ハ運慶ノ作ナリ。」と載っているが、定かではない。この観音像には逸話があり、その昔、大坂の豪商・鴻池の娘が諸国を巡った末に、本寺の檀那であった牛込金武家の世話になり、この仏像を伝えたという内容である。話の真偽はさておき、島根村の名主が栄えたことを今に伝える興味深い内容である。現在は来迎寺に保存されているという。なお本体は約四〇cmで厨子に納められているという。
十一面観音
本尊は十一面観音で行基作とも運慶作との伝承がある。『風土記』でも「本尊十一面観音ハ運慶ノ作ナリ。」と載っているが、定かではない。この観音像には逸話があり、その昔、大坂の豪商・鴻池の娘が諸国を巡った末に、本寺の檀那であった牛込金武家の世話になり、この仏像を伝えたという内容である。話の真偽はさておき、島根村の名主が栄えたことを今に伝える興味深い内容である。現在は来迎寺に保存されているという。なお本体は約四〇cmで厨子に納められているという。