平野の住居表示
このような地区で、住居表示が実施されたのは、まず平野が先で、一九六八(昭和四三)年一〇月一日に平野一~三丁目が誕生した。新町名には種々の案が出されたが、明治の地租改正時の地券が用いられたという。地券には「栗原村○○○番字平野」「竹塚村○○○番字平野」などと記載され、実施区域の大部分が昔の平野耕地であり、この地域の大部分が同一の町会に属していることから、耕地名に即した「平野」で賛同を得た。平野のように、第一回目の説明会で新町名が決定されたのは、のちのちまで例がないという。
平野の住居表示決定に用いられた明治時代の地券「平野」の字がある(遠山甚蔵さん所蔵)