主要幹線

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中央本町地区の古道で、道らしい道といえば、下妻道と道海道くらいであった。大正から昭和初期にかけて新道が造成され、以後町の近代化に伴い、古道を整備拡張したり、新たに造成した道路が完成した。以下に主な道路を記す。

○補助二五六号(旧下妻道・道海道)…町の東境となっている道路で、荒川放水路ができる前は千住とつながっていた。現在は荒川土手北側から五反野駅前-四ツ家交差点-栗島中学校東側を通り、環七通りに至っている。交通量は多く、古今問わず地域の主要道となっている。

○旧府県道二〇二号(王子新宿線)…中央本町の北部を通る主要道路。古くからの道で、一九二〇(大正九)年に府県道の告示を受け、三三(昭和八)年に整備拡張された。戦後にはバス通りだったこともあった。その役割は環七通りに取って代わられたが、環七の裏道として使う人も多い。

○区役所東側の道…大正時代以降に造られた新道で、旧千住町地内は大正期に整備され、旧梅島町地内は三八(昭和一三)年に平野一丁目八番地先まで新設・整備された。ただし現在は環七通りをはさんでいるためにまっすぐに平野方面へは抜けられない。

○花畑街道…一九三〇(昭和五)年九月に、八千代町(現在の日光街道梅田交差点)-四ツ家間が造成された新道で、花畑方面への主要幹線である。開通当時はバスや大型車両が通行できる数少ない道で、戦前は花畑乗合自動車が、現在は東武バスが花畑方面へ運行している。

○国道四号(日光街道・放射一二号)…中央本町のみならず、足立区を代表する主要幹線道路。千住から北は昭和になって造成され、三四(昭和九)年に埼玉県境の水神橋まで開通した。かつてはその道幅から「十三間道路」と呼ばれ、開通時から現在まで道幅は変わっていない。

○環七通り(補助三一七号)…日光街道と並ぶ足立区の主要道で、六六(昭和四一)年に一部片側が開通し、六九(昭和四四)年に両側開通した。

 これらの道路が、地域を縦横に通り、現在の交通網を形成している。


中央本町の道


昭和42年ごろの環七通り
現在の東島根町歩道橋付近

 また鉄道機関では、一九二四(大正一三)年に五反野駅・梅島駅が新設され、町の南部は比較的公共交通の便は良い地域となっている。一方、町の北部は東武線の駅からはやや遠く、バスが公共交通の便となっている。