現在の西新井栄町は、北は環七通り、東は東武線、西は元本木堀、南は元旧新堰堀で囲まれた町である。そうした道路や線路、旧用水路を町境として、栗原・梅島・西新井本町・関原に接している。
面積は四六ヘクタール、人口五五一一人の、区内でも小さな町の一つである。
一九七三(昭和四八)年五月一日、栗原町、梅田町、本木町二丁目と興野町の各部をもって「西新井栄町」(一~三丁目)として住居表示されるようになった新しい町である。
西新井栄町一丁目は、中央に日清紡績東京工場とその社宅などがある。そのまわりには、細い道がめぐり、家々が軒をつらねる住宅街や商店街があり、下町的な風景が広がっている。
二丁目東側は、西新井駅西口前から商店街が広がっているが、二丁目西側から三丁目にかけては住宅街になっている。しかし、よくみると、屋敷林をもつような大きな家があり、また、屋敷神をもっている家も多い。道路の配置もある程度、規則性をもっているようにみえる。
このように、西新井栄町の様子は、南部の一丁目と北部の二~三丁目で異なる様相をもっている。