梅田の町のほぼ中央、梅田公園に隣接してコンクリート二階建ての住区センターがある。一階のガラス戸越しに、玉突きに興じる老人の姿がある。ステージのあるホールからは、カラオケ教室で指導する先生の声と、楽しそうな歌声が聞こえてくる。シルバーカーで弁当を持参し、一日楽しんでいく老人もいる。
ここでは、「出あい・ふれあい・生きがい」をキャッチフレーズに、様々なレクリエーション・サークル活動が展開されている。総務部を中心に、老人部・青壮年部・児童部・婦人部・老人館・児童館・学童保育室が連携して活発な活動計画を立てている。二階の児童館へは午前中は幼児と母親達が集い、午後からは幼児に加えて、学校を終わった児童が学童保育室に集まってくる。また夜間や休日は、地域の諸団体に活用されている。
かつてここには、都交通局の家族寮があった。その後、区民事務所を経て八七(昭和六二)年、住区センターとして開所した。年間一〇一五団体二万人余(平成一二年度)の利用があり、地域の各町会長で組織する「管理運営委員会」が運営管理に当たっている。職員はパート勤務で、一六人が交代で九人ずつ勤務している。職員の共通の願いは、誰もが楽しく、気持ち良く利用できることである。そのために、二年毎に教室の種類や運営を変化させるなど工夫が欠かせないという。