正月七日 朝ゟ曇
下男休日一同愛度七々草之祝相済、八郎布田宿惣兵衛方へ行、
佐吉も同断
一 附木三抱(把カ)扇子二本手拭弐筋半紙弐状柄杓壱本、
右之通り萬松寺和尚ゟ年玉愛度受納いたし申候
一 神谷武右衛門様百姓与兵衛、昨戌十月中町御奉行所
御掛り江戸深川材木問屋ゟ被相手取御調中御理解
有之候処、同年十二月九日御腰掛ケ欠落いたし行衛不相知
尋中日延、今日宿村々尋方村判帳印形いたし遣ス也、
相給松平伊賀守様名主吉兵衛同断
一 金四両壱分三朱 郷中并邨取締掛り
三拾貫百七拾四文
一 金拾六両弐分 御地頭所先納
七貫八百拾文
一 金三分一朱五貫七百六拾文 馬五郎給金引〆
一 米九拾五俵弐斗 蔵有米
一 米廿俵 下堤新二郎
一 米拾八俵 小山田三右衛門
〆百三拾三俵弐斗
内廿俵例年之通飯米
引
〆百拾三俵弐斗
此石四拾五石四斗
代金百三〆百八拾壱文八分
此金百三両鐚五百四拾六文
一 金六両也 馬代金
一 金四両弐朱 炭山日雇俵代
三貫四百六文
日野宿佐藤源二郎・石田作助帰る、八王子宿秋山佐造殿ゟ年始之
使来、年玉年暮共小山田薄井善兵衛忰并すみ年始来、黒川留五郎同断、
鹿之助小山田村へ年始ニ行