目次
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梧山堂雑書 文久三年 上巻
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一月
一月十三日
原本へ
正月十三日 朝晴ゟ
下男八郎馬佐吉上ケ給村へ炭売ニ行、駄賃四百五拾文佐吉預り申候、
竹二郎・馬五郎五反田山炭拵へ、源二郎・常吉賃真木伐ニ来、主人染屋ゟ
九ツ時帰宅、小山田関場礒右衛門殿来、三輪村倉之助来、年始来夫々ゟ
年玉貰申候
一 別處喜兵衛遠州秋葉山ゟ帰国、為土産与小サキ菓子折
御札壱枚貰申候
一 下堤九郎兵衛殿ゟ蕎麦貰同人方へ立寄昨日之始末相咄、
御遣候被成候而も可然候、尤矢ノ口親類方へ一応御咄克々
御糺之上可然与念入申候、愛度、已上