目次
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梧山堂雑書 文久三年 上巻
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一月
一月十四日
原本へ
正月十四日 朝ゟ晴
下男竹二郎・八郎・宮坂六蔵・七蔵・馬五郎餅搗也、例年之通繭玉拵へ蚕雇
お中・お由・お半・お熊・久五人蚕マフシかけ相手若主人・七蔵・竹二郎等致也、愛度
大当り〳〵珍重也、夜ニ入蕎麦切例年之通祝申候、已上
一 野津田村丸山伴助殿来、昨日暖沢又二郎母江申入候相対触
事実、小山田礒右衛門殿承り相分り候間書取遣シ申候、先安心御座候、
一 主人・馬五郎・竹二郎長坂荒句福全田かや場野火
出申候、已上