正月廿日 朝ゟ晴、夷比須講小豆飯家内一統祝申候、愛度、
下男馬五郎・竹二郎・茂吉三人五反田山真木引取、夫ゟ湯舟山笹苅ニ行、
八郎布田宿惣兵衛方へ行
一 大蔵村猪花又左衛門与申二男当十四歳手習学文ニ来也、
野津田健蔵来也
一 今日鉄炮証文連印道助方ニ而認取揃申候、廣袴村
道案内音二郎来、片平村無宿小盗立廻候由申聞候
一 白川殿役人ゟ本町田村鉄五郎与大工江申付、村方大工順二郎・米二郎
相談之上、当春太子講之寄合六左衛門方へ相頼候趣承候間、
順番者格別村方計ニ而度々参会之義者不相成、殊ニ
六左衛門方ニ而者組合与兵衛御腰かけ紛失、旁村役人等
時々出府心配罷在候事故、此度之義者余人江相頼候様
順二郎・六左衛門江懸り役人相断申候、已上