正月廿三日 朝ゟ大雨也
下男竹二郎湯舟日影山口燃ニ行、馬五郎・八郎両人共雪隠肥
切返シ申候、五反田山煙留る也
一 上岡之観音代参清之助帰宅ニ付、馬持之もの共今日者
清之助方ニ而御酒を供シ札壱枚宛配当致候由、幸右衛門江循継
八郎行
一 府中宿金之丞殿ゟ寄場役人書上等之義者御触面之通り
高渡世役人等認候ニ不及由、関戸継御用状ニ而申来候、道助ゟ請取遣
一 中田小山彦太郎・佐十郎・才造新宅ニ而剱道手合致候処、
佐十郎ゟ一段出情之由相見へ申候
一 道助方ニ而蚕日待、八右衛門来、年当番仲間利平二・幸右衛門・
安兵衛・太蔵・友之助・喜三郎・善左衛門・鹿之助・清之助・六左衛門・浅二郎・
道助都合十三軒外助左衛門