二月十九日

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二月十九日 朝ゟ晴
 下男馬五郎・和吉・五田宇右衛門三人共負平木枝巻き、八郎・左吉
瓜生ゟ萱附る也、八蔵荒句萱場苅
一 下堤喜助承り候処、一昨十七日水戸中納言様東海道筋
御登り、今日仙臺公御登之由、廿七日鍋嶌公御奥方
御国入、廿五日龍戸伊達公御奥方御登り之由、当節者
麹町辺夜四ツ頃ゟ往来通行無之至而静之由、尚々
困り入心配之事御座候
 一 四百文       佐吉
          かや附駄賃渡候
一 御地頭所ゟ飛脚来、先日御倹使有之候倒死人取片付方等
被仰越、外兵武壱人差出候様被仰付、先日村方ゟ差出候人物
相頼遣候処、今日右人参候間三左衛門立会相頼申候、委細
之義者小林又右衛門殿江書面遣し申候、次右衛門方へ者三左衛門殿ゟ
給金渡旁等申談候積、廿五日頃飛脚同人相頼呉候様
申談候