三月廿二日 朝ゟ大風
下男馬五郎・和吉同所同断、八郎終日真木附るなり
廿一日分
一 下宿谷東迄地行土取荒増出来揚り、九ツ時ゟ
野津田村又二郎方諸道具引取ニ行也
一 弐人 順二郎・米二郎
弁当先扶持
一 今日ゟ野津田村人足四人家コハシ、才料人三左衛門殿、
昨日与頭見習孫兵衛帰村、其節被仰付候御長持引取之
人足、先此度ハ村方ニ而江戸江人足拾人差遣シ馬弐疋遣シ
可申、跡拾人ハ国領宿吉野屋迄遣シ可申、才料人者
源右衛門殿相頼申度、尤村方善左衛門も交代ニ而引替り申候
間、一同帰村可仕候
一 与頭見習佐重郎・与頭八郎兵衛・年寄長兵衛呼寄人足等
義相談仕候、馬ハ別處ゟ武左衛門・源之丈方遣し可申段挨拶
及候、人足廿四日早朝出立拾人、廿五日国領宿吉野屋迄拾人
遣候段書取相渡申候
一 大工弐人 順大・米大 野津田人足四人
先弁当持参
一 正作壱番竹ニ桑付弐日目なり、加藤今日掃初申候