目次
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梧山堂雑書 文久三年 上巻
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四月
四月二十日
原本へ
四月廿日 朝ゟ晴、又曇雨も少々
下男八郎・和吉手伝、米二郎頼桑三駄沼城ニ而伐申候、夫ゟ
内下男ハ五反田麦扱ニ手伝ニ行、おるん・おはや馬場ゟ麦拾わ(輪)
附る也
一 正作黄まへ初而やとひ至而宜敷、愛度珍重々々也、
大当り七蔵頼台所桑場拵へ
一 御殿壁土ねり壱本杉弥二右衛門・庄右衛門両人也、床古分
引取申候
一 水府浪人昨年中御取締御出役様ゟ御触達之処、今度
又召捕方見合候様御沙汰之処、当節浪人仲間之もの
打寄切捨候由風聞