目次
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梧山堂雑書 文久三年 上巻
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五月
五月六日
原本へ
五月六日 朝ゟ曇る也、雨降也
下男八郎・和吉湯舟関普請若主人弁太桑伐ニ行、
男共昼ゟゆふね田畔ぬり也
一 忠兵衛節句之礼ニ来也、四方山咄夫ゟ五反田・湯舟
両所見廻りニ行
一 柏餅配当左之通り、忠兵衛・六蔵・浅二郎・番人・靱負・
石久保菴
一 京都ゟ近藤勇手紙届申候、無事色々珍事も
有之由
一 谷吉・正作白黄今日二階はたく半枚掃候者
掻初申候、下女弐人おたき・お久也
一 野津田石阪又二郎・健造来、又二郎方ゟ十六さゝき貰申候、
両人江柏餅遣ス也