六月廿五日 朝ゟ晴
下男八郎・和吉荒句蕎麦地耕也
一 御殿人足粂八・万二郎・政二郎・権右衛門四人也
コマエホ
一 縄弐房 粂八・大工順・米
代
一 道案内為吉・音二郎御出迎与して柚木谷江罷越也
一 下堤堤(衍カ)善助殿為土産与羊甘壱箱貰申候、夫(ゟ脱カ)平蔵
先日出府也
一 御取締安原燾作様ゟ角左衛門御尋御座候、暑気
当ニ而薬用罷在候間、不参羊甘壱箱御機嫌伺として
利平二殿取次ニ而献上致候、已上
一 御勘定中山誠一郎様江扇子詩相願、又二郎殿
持参致す也
一 坂濱村与頭仙蔵与申もの昨年村方大工一条、
右村八郎兵衛普請出来致候様扱人ニ頼来、鹿之助
相談之上近々銀平様迄挨拶可致由及答候