目次
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梧山堂雑書 文久三年 上巻
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七月
七月八日
原本へ
七月八日 朝ゟ晴
下男八郎・和吉・馬五郎三人荒句大根蒔ニ行、
別處宇右衛門女房小麦ひきニ来也
一 昨夜大雨近来稀成能雨ニ而、大根・蕎麦等
村中一流(統カ)蒔、愛度事御座候
一 大谷村市蔵・小山田村大惣代若林丹二郎殿来、
圖師村惣兵衛方へ当五日夜〆り失念土蔵
這入、衣類数多盗取申候届来申候、已上両人江
中食出ス、夜ニ入音二郎泊り