八月八日

原本へ

八月八日 朝ゟ晴、御殿出張
 下男馬五郎・八郎馬場畑耕菜種巻也、和吉明神様
片附る也
      一 金弐両弐分       百姓代三人江渡
         大神楽頼代、此内壱分奉納致候趣
         差引
           弐両壱分貸シ
  一 金八両也        米二郎・七蔵・
順二郎
         内金四両取残四両者来子年ゟ丑年迄、
壱ケ年弐両宛弐ケ年入金可致対談也
        此内壱両利平二、壱両善助、金壱両道助、壱両手前
       右之通りニ御座候、已上
一 声を友に遊や子規
       うき世の中を放れ家の内
一 おたみ・おゆき・おなみ・お山茶吞来也
一 宮坂七蔵山際喜右衛門方へお雪行延引相成申訳之
手紙持参行、貞蔵相原策斎方へ行