目次
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梧山堂雑書 文久三年 上巻
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八月(十四日まで)
八月十二日
原本へ
八月十二日 朝ゟ晴
下男八郎・和吉、弁太郎・馬五郎・おきよ五人荒句
稗伐ニ行く
一 御地頭所飛脚国五郎昨日帰り今日五ツ時
来、壱夜泊り之積也、取計置可申候事
一 府中松本屋浅二郎夫婦入湯ゟ帰り老母
大病ニ付飛脚参り、昨夜木曽村大和屋泊り也、
鹿之助未明見舞ニ行供音二郎行也
一 上溝村幾四郎方ゟ儀兵衛遺物木綿袷壱ツ
貰申候、外満十はつ竹等中宿江も遣シ申候、已上
一 金拾五両也 利右衛門
長八
右者瓜生源二郎分山上木売渡シ代金之義者
十二月廿日半金、来子二月晦日立払之規定