十月十三日 朝ゟ皆晴
下男八郎・和吉朝作り、沼城桑木伐ニ行、夫より者
町田郷地糸竪稲苅ニ行
一 弁太野津田石阪手紙持参、昨日落候傘取に
遣ス
一 昨日石阪又二郎七回忌法事被招行暮六ツ時頃
帰宅、其節立会候人真光寺忠右衛門夫婦・山崎村
勘助子供二人・丸山不残・岡上田村先妻之丹
三左衛門女房・菓子屋同断別段珍節も無之、
只忠右衛門駒之自慢致候計也
一 千弐百四拾壱両弐分 蔵有金〆也
外銭五両分
湯舟小作米也
一 米四俵 長兵衛
一 向阪八蔵稲苅ニ来、当秋中母上捨候小児
連不備(憫カ)之事也
一 山際邨梅澤忠左衛門殿来、供喜市郎同人より
唐掃き壱本貰申候、忠左衛門ゟ菓子折壱ツ道助方へ舟板之
為礼与木綿端物壱品貰候、山際酒屋より馬壱疋被相頼
山崎長二郎方へ廻り来也、才造大金宜敷由