目次
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梧山堂雑書 文久三年 下巻
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十一月
十一月十三日
原本へ
十一月十三日 朝ゟ晴
下男馬五郎・和吉・八郎三人共湯舟釜詰替仕度
ニ行
一 貝取村松五郎殿来、池戻(尻カ)山之義市五郎殿境
椚木凡六本計り伐込候由申出候間八ツ頃行、見
可申趣相答申候、伐取候人者別處惣兵衛忰也
一 若主人小山田村本箱引取ニ行、道助・榮三郎・為吉・
源太郎忰等行也
一 主人池戻(尻カ)山江行、市五郎境全惣兵衛椚一
株伐込候相違無之、途中門十郎面会惣兵衛方へ
右之訳申入候様頼来申候、其節友八作之畑瓜生
嘉吉作り居如何ニも友八ゟ又預ケ与被存候