目次
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梧山堂雑書 文久三年 下巻
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十一月
十一月十六日
原本へ
十一月十六日 朝ゟ晴、南風吹
下男八郎登戸江行、和吉湯舟炭山江行也
炭拾二表 池田屋
代壱分弐朱百文
一 昨夜中田村小山善蔵殿ゟ使来、披露之事
十九日与申事才造行候積、此方披露之事も
手紙遣ス也、貞造事も同断也
一 小児乳之事向菊二郎女房頼呑初申候、
愛度
一 今日稽古日ニ付並木林之助・吉兵衛・平八郎・
道助・鹿之助等也
一 夜源太郎・宇吉頼小作米廻シ新俵三拾表
下堤預り候積、台所江積置申候
一 娵安産三日目之晩お事・源太郎女房・お熊三人泊り
乳為呑申候