目次
/
梧山堂雑書 文久三年 下巻
/
十二月
十二月十八日
原本へ
十二月十八日 朝ゟ晴、四ツ頃迄雪降也
下男八郎米搗地柄臼也、和吉・馬五郎両人ハ
立からうす也、今日愛度節搗也
一 今日節搗之祝也、家内一統愛度祝申候
一 関東御取締御出役方ゟ浪人共立廻候ハヽ、
差押方厳敷御触御座候、上小山田村初ニ而
廻状差出申候、已上
老の波よりくる門に松風の
声高砂にきのへ子春
老の波よりくる門に松風の
音高々と甲子はる