目次
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梧山堂雑書 文久三年 下巻
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十二月
十二月二十一日
原本へ
十二月廿壱日 朝ゟ曇
下男馬五郎藁仕事又宿並通雪掃也、和吉者
宅内に而糯搗也、八郎上溝村江キク迎ニ行
一 上溝ゟお菊帰る、幾四郎方普請之義も大右衛門
物置貰家作致住居候由、又久兵衛重立其外之
もの一同打寄三間張之居宅拵へ候由、木工ハ手前分
諸入用者久兵衛・崎太郎差出候由御座候
一 小山田村善兵衛殿来、御沙汰書写取行也、相給之
名主参囚人江応対致候由、歎願頼入候由申之候