万延元年 足汰乗尻

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  入来之事。且何れも左方奉幣見物。
安政七申年三月十八日改元
万延元申年五月一日雨
  五月一日足汰乗尻
酒井若狭守殿
倭文御庄依例上々往久長門守保當御馬
金津御庄〃 上々勝四郎大夫季理梅ノ三四郎
代輝雄大夫大直
安志御庄中下保暁越中介季納〃羽右衛門
土田御庄中下志直辰若大夫(人ヘンに耳)顕南ノ卯之助


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福田御庄中下邑顕左近大夫保茂梅ノ次郎吉
脛長御庄昭直上總介経福池ノ音九郎
代直之進大夫氏生
舟木御庄貨顕若狭介学氏梅ノ藤左衛門
宮川御庄貨保刑部大夫枝顕岡ノ八蔵
代要之介大夫治清
淡路御庄中下清崎長千代大夫清縞中ノ音吉
出雲御庄下上初可清主税之介大夫方清岡ノ清吉
竹原御庄初顕純掃部大夫経生池ノ熊吉
代冨次郎大夫顕聰
正祢宜政久安次郎大夫惟清〃 惣兵衛
正 祝中上重芳縫殿之介大夫経田梅ノ源之丞


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権祢宜上下光久吉次郎大夫季愛三ノ又三郎
権 祝保盛宮内大夫清明梅ノ四郎兵衛
片岡祢宜静平左馬之丞大夫保賢同 仁左衛門
代内蔵之進大夫貞清
片岡祝命久貞彦大夫誠季同 権兵衛
代采女大夫成久
貴布祢々宜康久美濃守重正中ノ友吉
代主計之介大夫定清
貴布祢祝中上初義久左大夫孝氏梅ノ音松
代徳次郎大夫伯清
新宮祢宜清基寅乙大夫右清南ノ藤五郎


 
一 脛長御庄上総介経福番之時所労。仍而貴布祢祝孝氏代主計之介大夫
  定清乗馬之事。
一 片岡祝貞彦大夫誠季代内蔵之進大夫貞清番之時所労。仍而新宮祢宜

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  寅乙大夫右清代徳次郎大夫伯清代ヲ乗馬之事。
神主従三位往久後見清得方顕
別当代従四位下當顕
所司代従四位上保列肝煎清質季高
目代正五位下於顕重教季行


一 大番頭本庄宮内大輔・御目附黒川鉄蔵入来之事。
一 所司代・両町奉行附武家等不参。