日 時
平成二十六年十二月十四日(日)
午後一時〜四時半
場 所
島根県立古代出雲歴史博物館講義室
プログラム
・基調講演
「手錢家蔵書から見る出雲の文芸」
田中則雄 (島根大学法文学部教授)
・パネルディスカッション
司 会
田中則雄
パネリスト
芦田耕一 (島根大学名誉教授)
久保田啓一 (広島大学大学院
文学研究科教授)
伊藤善隆 (湘北短期大学
総合ビジネス学科准教授)
佐々木杏里 (手錢記念館学芸員)
参加人数 三十八名
特別企画展「江戸力〜手錢家蔵書から見る出雲の文芸〜」に関連したシンポジウムを開催した。 田中則雄教授による基調講演では、これまでの調査と今回の展示及び連続講座を基に、江戸時代の大社における文芸活動の様相と変遷、それらを担ってきた人々、手錢家各代の文芸活動についての総括的な発表がなされた。
後半のパネルディスカッションでは、時代毎の傾向や特徴について具体的な解説を加えながら、資料から見えてきた時代ごとの文芸活動、手錢家の人々と各時代の文芸活動指導者の関係、手錢家蔵書と大社で行われていた文芸活動の文学史上の意義、プロジェクトとしてこれからの方針などについて話し合った。