吉田南遺跡

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(飛鳥時代〜平安時代)神戸市西区森友1丁目
 
 神戸市が玉津環境センターの建設に伴い、昭和51〜55年(1976〜1980)に、24,000㎡にわたって発掘調査を実施しました。その結果、中心部の大溝で西と東に分かれ、大溝の東部では飛鳥時代から奈良時代前期の遺構が検出され、西部では奈良時代後半から平安時代の遺構が検出されました。この西部地区には整然と並ぶ建物群が検出されました。建物の内側にも柱を建てる総柱建物は倉庫と考えられ、明石郡衙跡と推定されています。
吉田南遺跡