旧明石藩主松平家廟所(まつだいらけびょうしょ)

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(昭和48年2月2日 市指定文化財)人丸町2
 
 8代藩主松平直明(なおあきら)から斉宜(なりこと)までの歴代藩主とその家族の墓59基があります。斉宜(将軍徳川家斉の26男)夫妻の墓は石の玉垣を巡らし、豪壮な石の扉を備え、その墓前に唐破風(からはふ)、向拝(こうはい)、入母屋(いりもや)造りの御霊屋(みたまや)があります。昭和40年代の修理の際、天井裏で発見された棟札から御霊屋は江戸時代末期の弘化2年(1845)に、16代藩主松平慶憲によって建てられたことがわかります。金箔が張られた内部には斉宜と夫人の位牌がまつられています。【マップ東16】
松平家廟所