大塩邸

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(平成18年3月27日 市都市景観形成重要建築物指定)大蔵八幡町5-23
 
 旧西国街道の南側に面した間口5間の敷地に、間口4間の一列三段型の町家平面構成をもちます。昭和49年(1974)に大改造が行われており、外観からは伝統的な建築であることの印象は希薄となっていますが、基本的な構造軸組と空間構成、屋敷構えは宿場町の歴史を有する街村に建つ町家様式の伝統を継承しています。建築年代については、家人からの明解な伝聞があり、明治30年代半ばから末期頃の建築といえます。
大塩邸