(平成8年10月7日 市都市景観形成重要建築物指定)魚住町清水58
周辺の市街地が進行する中で市内でも希少となった草(茅(かや))葺(ぶ)きの主屋を中心に、長屋門などの付属屋や塀、樹齢を重ねたモチやウバメガシなどの庭木が、伝統的な屋敷構えをよく残しています。主屋の建築年代は、小屋組が扠首組(さすぐみ)ですが、大黒柱の上部に束がつながり、棟まで達しており、奥の間と納戸(なんど)の境が元は壁であったことなどから、寛政期(1789〜1801)であるという伝聞にもうなづけます。【マップ西9-1】
安達(あだち)邸