(平成11年3月26日 市都市景観形成重要建築物指定)二見町西二見1061
部分的に改変されていますが、西二見の集落のなかで庄屋にふさわしいひときわ大規模な屋敷構えを現在まで継承しています。特に、主屋の核となっている土間(どま)から奥(おく)の間(ま)に連なる部分は古風で、南に面した一間幅の開口部は三本溝であり、南に面した部屋の天井は内部に丸太の梁組(はりぐみ)を見せた簀(す)の子(こ)天井となっています。建築年代は、元禄(1688〜1704)の頃と伝えられており、庄屋にふさわしい伝統的な屋敷構えは明石市内において非常に希少な存在です。【マップ西9-2】