西林寺(さいりんじ)(浄土真宗)

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大蔵町11
 
 康安(こうあん)2年(1362)二階堂貞藤(にかいどうさだふじ)より三代の孫、空円(くうえん)が天台宗の寺として開き、寛文(かんぶん)4年(1664)に浄土真宗に改宗したと伝えられています。明石藩の漢学者船脇新平(ふなわきしんぺい)の墓所や元禄(げんろく)4年(1691)7月7日の銘がある六地蔵があります。
 なお、太平洋戦争中の昭和20年(1945)6月、文豪永井荷風(ながいかふう)がこの寺に投宿し、10日ばかりの滞在中に目にした明石浜の風情を『罹災日録(りさいにちろく)』に記しています。【マップ東4】
西林寺