大蔵院(だいぞういん)(臨済宗)

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大蔵本町10
 
 応安(おうあん)3年(1370)、五山禅(ござんぜん)の高僧、中厳円月(ちゅうげんえんげつ)が開いたと伝えられています。嘉吉(かきつ)の乱(1441)で赤松満祐(みつすけ)は将軍足利義教(あしかがよしのり)を殺しました。満祐追討の幕府軍を迎え討つために、満祐の弟祐尚(すけなお)はここに陣を構えました。その後、祐尚が居城(きょじょう)を三木に移すときに寺院としました。休天神社の替地として与えられた今の墓地には祐尚夫妻の墓があります。また、かつてこの寺の南の浜には海亀が上陸し、産卵していました。【マップ東7】
大蔵院