長寿院(ちょうじゅいん)(浄土宗)

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人丸町2
 
 松平直良(まつだいらなおよし)が越前木本(えちぜんこのもと)(福井県)藩主の時、母の菩提(ぼだい)を弔(とむら)うために建てました。天和(てんな)2年(1682)直良の子直明(なおあきら)が明石藩に入部した際、越前よりこの地に移されました。
 弘化(こうか)2年(1845)松平慶憲(よしのり)が建立した御霊屋(みたまや)は、昭和20年(1945)7月の大空襲で本堂、書院、庫裡(くり)、山門すべてが焼失した中、唯一被害を免れました。「旧明石藩主松平家廟所(びょうしょ)*」には直明から15代斉宜(なりこと)までの藩主と夫人、子供など家族の墓があります。【マップ東16】
*市指定文化財
長寿院