上ノ丸1丁目17
慶長(けいちょう)元年(1596)豊臣秀吉の家臣藤井与次兵衛が林崎村に建立しました。平成19年(2007)の田町1丁目での発掘調査で、元の寺の跡とみられる遺構が見つかりました。元禄(げんろく)4年(1691)島左近(しまさこん)の子孫で明石藩家老の斎藤甚左衛門が中心となり現在地へ移されました。境内の庭園は、瓢箪(ひょうたん)形の枯池(かれいけ)に亀出島を配した枯山水(かれさんすい)で、宮本武蔵作と伝えられています。西隣の妙見社(みょうけんしゃ)は、ツツジの名所として知られています。【マップ東18】