鍛治屋町4
城下への東入口である京口門(きょうぐちもん)が置かれた場所にあります。福中城(ふくなかじょう)(神戸市西区平野町)にあった「光明寺曲輪(こうみょうじくるわ)」を元和(げんな)5年(1619)城下町建設時に現在地へ移したといいます。光源氏が境内の「月見の池」に映る月を見て、「秋風に波やこすらむ夜もすがらあかしの浦の月のあさがほ」と詠んだという話が伝わっています。
本堂内陣(ないじん)の格子(こうし)天井には明石生れの狩野派(かのうは)画家・岡田東虎(おかだとうこ)の「四季草花図」が描かれています。【マップ東23】