密蔵院(みつぞういん)(真言宗)

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船上町3-8
 
 延喜(えんぎ)4年(904)創建と伝えられています。応永(おうえい)年間(1394〜1428)に僧増運(ぞううん)(吽)が中興して栄え、江戸時代には明石藩主による保護も受けました。広い境内に本堂や観音堂、山門がある東播磨でも有数の大寺院でした。しかし、昭和20年(1945)7月の大空襲により、全ての建物が焼失しました。現在の本堂は昭和51年(1976)に再建されたもので、境内には油を掛けて願い事をする「油掛地蔵(あぶらかけじぞう)」が祀られています。【マップ中・西10】
密蔵院